池田勇人元首相

1960年に就任した内閣総理大臣です。とても優秀な大蔵官僚でしたが、当時不治の病に侵され、命の危機に見舞われました。お母さまが弘法大師さまの熱心なご信者で、お二人で島四国八十八か所を巡礼した処、病から快復し、その優れた知恵をもって首相に就任、戦後の高度経済成長を成し遂げました。 病魔から快復して後、弘法大師さまへの信仰を篤くされ、高野山奥の院、お大師さまのご廟の前にお墓をつくられ、永遠の眠りにつかれています。

覚鑁（かくばん）さま

平安時代後期の真言宗の僧侶
興行大師さまとお呼びしています。肥前佐賀の国のお生まれで、京都仁和寺などで修業されて高野山に登り、多くの修行をなされました。その後ご自身の教えを広げるために、和歌山県岩出に新義真言宗総本山根来寺を開き、豊山派・智山派の礎になりました。新義真言宗の僧侶の多くが全国各地を回り弘法大師の教えを広めました。覚鑁さまは、興行大師さまのお名前を天皇陛下より頂き、弘法大師さまと共に信仰をあつめています。

弘法大師（空海）さま

平安時代の初めに活躍したお坊さまです。
唐の国に渡り、密教という新しい仏教を学んで、日本に帰国してから真言宗をお開きになられました。真言宗は大日如来さまの教えを学び、誰でも仏さまのお悟りをえられることができるのが特徴です。今ではお大師さまというお名前で多くの人々の信仰を集めています。